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複雑な法律や制度もわかりやすく解説
それぞれのニーズに合わせた柔軟なソリューションを

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今回インタビューをさせていただいたのは、横浜港南社会保険労務士事務所の鈴木 優作さんです。

わかりやすい解説・柔軟なソリューション提案をモットーとされている社労士さんです。

プロフィール

名前鈴木 優作
事務所名横浜港南社会保険労務士事務所
生年月日1989年7月17日
出身地千葉県習志野市
社労士歴8年
趣味野球観戦、ゲーム、野球観戦、子どもと遊ぶ
尊敬する人物前々職の上司(特定社会保険労務士)
HPhttps://yokohamakonan-sr.com/

特徴

  • 処遇改善加算で福祉・介護・保育の現場をサポート
  • 複雑な法律や制度についてわかりやすく解説
  • 独自のニーズに合わせた柔軟なソリューションをご提供

対応業務

  • 人事・労務コンサルティング
  • 給与計算・保険手続き
  • 就業規則・人事評価制度
  • 助成金申請
  • 処遇改善加算

得意な業種

  • 福祉サービス
  • 介護サービス
  • その他全般
目次

これまでの経歴と社労士を目指した理由

編集部

これまでの経歴と社労士になられた理由を教えてください。

鈴木さん:大学を卒業後、金融機関勤務を経て、2014年に日本最大規模の労働保険事務組合(社会保険労務士法人併設)に入社しました。最初は営業職だったのですが、途中からコンサルティング職に異動になり、就業規則の作成や助成金申請、労務相談といった業務に従事することになりました。

この時に役職者という立場にあったこともあり、せっかくこういった業務を行うなら資格を取得した方が好ましいと考え、社会保険労務士の資格取得のための学習を始めたというのが経緯になります。

実際にお金と時間をかけて勉強に取り組んでみたら、人事・労務業務の面白さ、奥深さを再認識することとなり、それまで以上にこの分野にのめり込んでいきました。

もう一つの大きなきっかけになったのが、子どもが生まれたことです。子どもが大きくなって「お父さんってどんな仕事をしているの?」と聞かれた時に、ダラダラと説明するのではなく、一言でスパッと答えられるようになりたいなと感じるようになりました。

資格を持つことで、自分が何者であるかを証明できるようなかっこいい父親になりたいという思いも、勉強を頑張る原動力になっていたと思います。

横浜港南社会保険労務士事務所の特徴

編集部

横浜港南社会保険労務士事務所さんの特徴を教えてください。

鈴木さん:当事務所では労務管理業務、助成金などの各種申請手続き、労務相談など社労士事務所が行うオーソドックスな業務は全般的に対応しております。

その中でも、処遇改善加算という社労士に限定されない業務も行ってることが特徴です。処遇改善加算は、福祉・介護・保育業務に従事する方々のキャリアアップや処遇向上のために支給される加算のことです。

これらの業界はもはや社会には欠かせないインフラとして重要な役割を果たしているにもかかわらず、慢性的な働き手不足が大きな問題となっています。そういった業界を処遇改善加算でサポートしていきたいと考えています。

この制度を運営していくにあたって、 就業規則のメンテナンスというのが必ず必要になります。そういった点からも処遇改善加算は社労士が積極的に取り組むべき業務であると考えています。

編集部

では、クライアントには福祉・介護・保育といった業種の方が多いのでしょうか?

鈴木さん:もちろんそういった業種からのお問い合わせも多いですが、担当している会社の業種は多岐にわたっています。建設業、運送業、美容サロン、飲食店 、小売販売、 マッサージ業などです。

会社の規模感といたしましては、顧客の7割程度を従業員10名以下の企業が占めているといったイメージです。

社労士というお仕事のやりがい

編集部

社労士をしていてやりがいを感じるのはどんな瞬間でしょうか。

鈴木さん:社労士の業務は、ご相談をいただいてから提案するまでの過程で、様々な不確定要素をいくつも考慮しなければならず、当初思い描いていたストーリーと提案の内容が結果ズレてしまうということが多いと感じています。会社には会社の、従業員さんそれぞれには個人の事情があって、それらにバランスよく応えるためには、臨機応変に柔軟な対応をするのことが好ましいのだけど、会社運営や組織マネジメントのことを考えると就業規則といったルールにしていく必要がある…というように社労士の業務はバランスを取るのが非常に難しいです。

そのため、自分が当初描いていたストーリーから外れてしまうというケースが発生するんだと思います。もちろんそれ自体が悪いということではありません、経営者や従業員の方々に寄り添って考え抜いた結果ですので。

そんな中でも自分が「こうなったらいいな」「こうあるべきだ」と考えていたことが、やはり提案としては正解に近くて、一つのストーリーとして収まって労使ともに満足できる結果になった時の喜びは、その分格別ですね。自分の社労士としての経験や知識が今の企業や働く現場の実態から大きく外れていなかったのだと安心できますし、自信につながります。

社労士というお仕事の大変さ

編集部

社労士というお仕事で大変だなと感じるのはどういったところですか。

鈴木さん:顧問契約をいただいている企業さんであれば、お仕事をさせていただいているうちにその会社の内情がどんどん見えてくるようになって、改善すべきポイントや今後トラブルに発展しそうな要素に、こちらが先んじて気が付くということが多々あります。それが社労士である私が解決できる、ご相談にのれる案件であればいいんですが、社労士の業務範囲外であったり、ものによっては士業では手に負えない事態にまで発展してしまっていることもあり、そういった時には自分の無力さを感じることがあります。

社労士である自分に何ができるのか、企業活動のどこまでをお手伝いしていくべきなのか、今後も引き続き検討していく必要があると思っていますし、改善の余地があるということは、それは私の社労士としての伸び代でもあるとポジティブに捉え精進していきます。

もう一つ大変だと感じるのは、当事務所は私一人だけで運営をしているので、社労士以外の業務も含め全てのことを私一人でやらないといけないことですね。この悩みは会社を経営されている皆様にも共感していただけるのではないでしょうか。

お仕事をするうえで大切にしていること

編集部

お仕事をされるうえで大切にされていることを教えてください。

鈴木さん:お客様に対しては、真摯に、そして 丁寧にレスポンスは早くすること、この3つをいつも心がけるようにしています。

その一環として行っているのがホームページで発信しているブログとコラムです。コラムでは、社労士がどういった仕事をしてくれる存在なのか、どういった時に社労士に相談したらいいのか、まだご存じない方々にむけ社労士を選ぶポイントや人事・労務業務の重要性を解説しています。一方ブログでは、法改正や制度変更など人事・労務に関する具体的な情報を発信しています。社労士の存在や人事・労務業務に関するトピックスを、経営者の方々にもっと身近に感じてほしいという思いから、頑張って情報発信を続けています。

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